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メインネット「シャペラ(Shapella)」のお知らせ

プロトコルサポートチームが2023年3月28日に投稿

メインネット「シャペラ(Shapella)」のお知らせ
  • 引き出しの時がやって来ます! シャペラネットワークのアップグレードは、2023 年 4 月 12 日 22 時 27 分 35 秒(UTC)に予定されているエポック 194048にて、イーサリアムネットワークで実施されます。
  • ステーカー&ノードオペレーターの方は、この記事と引き出しに関する FAQをお読みください。
  • ただいまから 4 月 5 日まで、シャペラの脆弱性に対して、 イーサリアムバグ報奨金の額が 2 倍になっています。
  • これらのバージョンアップのお知らせに関するメールを受信するには、 ページの一番下までスクロールしていただき、サインアップしてください 📩。

クライアントチームは、Goerliでの実施をスムーズに行った後に、シャペラをアップグレードしてメインネットを起動する予定です。 第 157 回 AllCoreDevs 実行レイヤ会議において、4 月 12 日の日程ですぐに合意に達しました。

マージに続くアップグレードとなり 、バリデータはビーコンチェーンから実行レイヤに戻ってステークを引き出せるようになります。 また、以下にご紹介するとおり、実行レイヤとコンセンサスレイヤの両方に新しい機能を導入しています。

アップグレード仕様

シャペラのアップグレードは、実行レイヤ(シャンハイ)、コンセンサスレイヤ(カペラ)、エンジン API への変更を組み合わせたものです。

シャンハイ

シャンハイに含まれる実行レイヤの変更については、 こちらをご覧ください。 参考までに、ご紹介します。

なお、EIP-6049 はあくまでも非推奨の警告であることにご留意ください。 クライアントチームは、今後のネットワークのアップグレードでSELFDESTRUCTのセマンティックに変更があると予想していますが、シャンハイではオペコードの動作に変更はありません。

さらに、シャンハイの変更点はすべて、実行レイヤの新しい Python リファレンス実装であるイーサリアム実行レイヤ仕様(EELS)で確認できるようになりました。

カペラ

カペラのアップグレードに伴うコンセンサスレイヤの変更点は、v1.3.0-rc.5 仕様に明記されています。 READMEに変更点の全容が記載されています。 今回のアップグレードで導入される機能の概要を以下にご紹介します。

  • バリデータによる全額および部分引き出し
  • BLSToExecutionChangeメッセージ(BLS_WITHDRAWAL_PREFIXを使用しているバリデータが、引き出しの前提条件となるETH1_ADDRESS_WITHDRAWAL_PREFIXに更新できるようにするもの)
  • 独立した状態とブロックの履歴アキュムレータが導入され、元の単一の履歴ルートが置き換えられる

ステーカーは、カペラに向けた準備対策として、Withdrawal FAQをご覧いただくことをお勧めします。

エンジン API

エンジン API の変更点は、execution-apisリポジトリのshanghai.mdファイルで確認できます。 変更点をまとめると、WithdrawalV1の構造を導入し、関連する構造やメソッドを追加しています。 マージ以降の実行レイヤ API の変更点は、リポジトリの最新リリースに集約されています。

クライアントリリース

以下のクライアントリリースは、イーサリアムメインネット上のシャンハイ&カペラをサポートしています。 前回のシャペラのリリースは、テストネットのデプロイメントのみをサポートしており、メインネットのアップグレードとの互換性はありません

実行するクライアントを選択する際、バリデータは、実行レイヤ(EL)とコンセンサスレイヤ(CL)の両方で大多数のクライアントを実行するリスクについて、特に意識する必要があります。 リスクと結果については、こちらの説明をご覧ください。 現時点での実行レイヤ(EL)とコンセンサスレイヤ(CL)のクライアント分布の推定値、およびクライアントの切り替えのガイドについては、こちらをご覧ください。

コンセンサスレイヤメインネットのリリース

名前バージョンリンク
ライトハウスv4.0.1ダウンロード
ロデスターv1.7.0ダウンロード
ニンバスv23.3.2ダウンロード
プリズムv4.0.0ダウンロード
テクv23.3.1ダウンロード

注: バリデータを実行する場合、コンセンサスレイヤビーコンノードとバリデータクライアントの両方をアップデートする必要があります。

実行レイヤメインネットのリリース

名前バージョンリンク
ベスv23.1.2ダウンロード
エリゴンv2.41.0 v2.42.0ダウンロード
ゴー・イーサリアム(ゲス)v1.11.5ダウンロード
ネザーマインドv1.17.3ダウンロード

FAQ

イーサリアムユーザー、またはイーサ所有者がすべきことはありますか?

簡潔に言うと、ありません。

取引所、デジタルウォレット、ハードウェアウォレットをご利用の場合、取引所やウォレットのプロバイダーから追加の手続きを取るよう通知されない限り、何もする必要はありません。

独自のイーサリアムノードを実行している場合は、次の質問を参照してください。

ステーキングノードのオペレーターでない場合、何をすればよいですか?

メインネットのアップグレードに対応するため、ノードを上表に記載されているイーサリアムクライアントのバージョンにアップデートしてください。

ステーカーは、何をすればよいですか?

メインネットのアップグレードに対応するため、ノードを上表に記載されているイーサリアムクライアントのバージョンにアップデートしてください。 ビーコンノードとバリデータクライアントの両方がアップデートされていることを確認します。

引き出し FAQもご参照ください。

ステーカーやノードオペレーターがアップグレードに参加しないとどうなりますか?

イーサリアムクライアントを最新バージョン(上記リストを参照)にアップデートせずに使用し続けると、アップグレードが発生した際にフォーク前のブロックチェーンに同期してしまいます。

古いルールに従った互換性のないチェーンで立ち往生し、イーサを送信できなくなったり、シャペラ以降のイーサリアムネットワークで動作しなくなったりします。

アプリケーション/ツールデベロッパーは、何をすればよいですか?

シャペラは、スマートコントラクトを破壊的に変更するものではありません。 アプリケーションやツールのデベロッパーは、アップグレードの変更点を確認し、修正が行われていることを確認したり、新しく導入された機能の使用方法を理解したりする必要があります。

つまり、アプリケーションのデベロッパーは、シャンハイの時点で、 SELFDESTRUCTオペコードが非推奨となっていることを認識しておく必要があります。 今回のネットワークのアップグレードでは、セマンティックの変更はありませんが、今後のアップグレードでは変更される可能性があります。 詳しくは、EIP-6049をご覧ください。

なぜ「シャペラ」という名称になったのですか?

実行レイヤのアップグレードは開発者会議の都市名、コンセンサスレイヤのアップグレードは恒星名にちなんだものです。 「シャペラ」とは、第 2 回開発者会議の開催地である「上海」と、北天の星座「ぎょしゃ座」の中で最も明るい星の「カペラ」を組み合わせたものです。

シャペラのゴーライブはどこで見ることができますか?

EthStaker&Ethereum Cat Herdersが、アップグレード実施の直前から、シャペラのライブ中継を開催します。 こちらから視聴可能です.


シャペラのアップグレードに貢献してくださった皆さん、そして初期段階のプルーフ・オブ・ステークのイーサリアムにおいて安全性の確保に貢献してくださった新旧のステーカーの皆さんに感謝します!


カバー画像 作成者:Yiran Ding、脚色:Tomo Saito

この投稿は英語から翻訳されたものです。そのため、完全には正確ではない、または最新のものではない場合があります。オリジナルの英語版は、英語をご覧ください。

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