本日、GnosisとLidoの共同協賛、Sherlockの主催により、9 月 15 日から 4 週間にわたって開催される Fusaka 監査コンテストの開始を発表できることを嬉しく思います。目標はシンプルです。Fusaka アップグレードの精査を最大限に行い、ネットワークに影響を与える前に脆弱性を発見することです。
コンテストを盛り上げるため、最初の 1 週間に報告された有効な発見には、報酬ポイントに2 倍の倍率が適用され、2 週目に報告されたものには1.5 倍の倍率が適用されます。セキュリティ研究者を支援するため、Fusaka 監査者向けガイドを用意しました。
共同協賛
Gnosis から10 万米ドル、Lido から2 万 5000 米ドルをコンテストにご提供いただいたことに感謝いたします。資金提供だけでなく、イーサリアムのアップグレードはエコシステム全体に影響を与えるため、共同協賛はエコシステムにとって戦略的に重要です。複数の組織にサポートを分散させることで、プロトコルのセキュリティが単一の組織だけの責任ではないことを再確認できます。
監査コンテストとは？
監査コンテストは、プロトコルを強化するために設計された、期間限定のコンペティションです。セキュリティ研究者は、定められたルールの下で Fusaka のコードベースにある脆弱性を積極的に探すようインセンティブが与えられます。影響が大きく、ルールに準拠した発見のみが報酬の対象となります。
コンテスト終了後、すべての発見がレビュー、検証され、公式レポートにまとめられます。これにより、発見された脆弱性が追跡・緩和され、得られた教訓が共有されることが保証されます。トップクラスの研究者はその貢献を表彰されます。
バグバウンティプログラム
Fusaka 以外にも、現在進行中のバグバウンティプログラムでは、より広範なイーサリアムプロトコルに影響を与える脆弱性に対して、最大25 万米ドルの報奨金を提供しています。
Sherlock について
Sherlock はイーサリアムネットワークの継続的なセキュリティにコミットしており、以前には 2024 年末に Pectra Bytecode アップグレードの監査を実施しました。
2021 年に設立された Sherlock は、スマートコントラクトの包括的なセキュリティプラットフォームです。第一線の研究者との協調的な監査、カバレッジを最大化するための大規模なコンテスト、ローンチ後のバグバウンティプログラム、そして説明責任を強化するための金銭的な補償を通じて、プロトコルをそのライフサイクル全体にわたって保護します。監査コンテストでの初期の評判を基盤として、Sherlock は今日、主要なプロジェクトから重要なオンチェーンシステムを保護するために信頼される包括的なセキュリティスイートとして運営されています。